高浜の市街地、中ほどにある阿弥陀堂です。親鸞聖人が爪で描いたと謂われる阿弥陀像が背後の石碑に残されていて、その由来は1985年(昭和60年)の堂修復工事の際に発見された古い巻物に記されています。
鹿島神宮参詣のため高浜を訪れた親鸞聖人が、当時、腫れ物のひどかった住人の症状を回復させ、その住人の願いを受けて、この石に像を爪で描いたと伝えられています。この言い伝えから、この像を尊んでお祈りすれば、腫れ物が治るという伝説も残っています。描かれているとされる阿弥陀像は普段は見ることができません。
住所 | 〒315-0045 石岡市高浜839 |