寺号は雷電山西向院照光寺、宗派は浄土宗、ご本尊は阿弥陀如来像です。1374年(応安7年)に鹿の子の地に創建されました。開基は常陸大掾高幹(たかもと)、開山は良善上人で、後に大掾右京大夫(だいぶ)の代に七堂伽藍の様式が整いました。1590年(天正18年)大掾氏が佐竹義宣に攻められ滅亡の折に焼失、1602年(慶長7年)に義宣の弟、佐竹左衛門尉(さえもんのじょう)により再興、現在の地に移されました。1700年(元禄13年)松平頼隆が藩主となり、照光寺を松平家の香華所(こうげじょ)としました。常陸府中藩松平家墓所は、1978年(昭和53年)に市指定史跡となりました。
住所 | 〒315-0013 石岡市府中2-4-9 |