奈良、平安時代、国司の大事な仕事のひとつとして、国内の主要な神社を参拝することがありました。参拝する順序により「常陸一の宮」、「常陸二の宮」(静神社・那珂市)、「常陸三の宮」(吉田神社・水戸市)と称される神社ができました。
常陸国の場合、「一の宮」は鹿島神宮であり、国司は高浜の地から船で参詣しました。しかし、天候不順などの理由で出航できない場合、高浜の地にススキやヨシを用いて仮屋(青屋という)を作り、そこから東南の方向にある鹿島神社を遥拝しました。これが高浜神社の起源で、現在も毎年7月に「青屋祭」として行われています。
御祭神 | 武甕槌尊(たけみかづちのみこと) |
住所 | 〒315-0045 石岡市高浜865 |