柿岡のおまつり(八坂神社祇園祭礼)

柿岡八坂神社の鳥居
目次

柿岡のおまつりの概要

柿岡のおまつりは、八坂神社の祇園祭として旧暦6月24日が祭礼日とされていましたが、現在は毎年7月の第4日曜日を含む土・日曜日の2日間にわたって開催されています。祭礼の起源は明確ではありませんが、八坂神社の創建は文禄4年(1595年)に柿岡城主となった長倉義興によるものと考えられています。

開催日程2025年7月26日(土)、7月27日(日)
住所〒315-0116 石岡市柿岡1972

舘獅子の露払い

おまつりでは、市指定無形民俗文化財「舘獅子」が神輿の露払いを務めます。舘獅子は「舘一番」と称される歴史ある一頭獅子舞で、大永8年(1528年)頃から諏訪神社に伝わるものです。

舘獅子の特徴

  • 獅子頭は張り子で作られ、漆で赤く塗り固められている
  • 顔幅約75cm、重量約20kgの勇壮な造形
  • 胴体は木竹縄で編んだ長さ5mの構造

おまつり当日はこれに衣を着せ、町内を練り歩きます。

子どもたちが担ぐ三段幌

舘獅子に続いて、竹に紙花を付けた最大幅14尺の三段幌(14尺・10尺・6尺)が子どもたちによって担がれます。これらは市指定無形民俗文化財「荒宿のささら」とともに、1日目の夕方と2日目の午前中に町内を練り歩きます。

2日目午後の山車巡行

2日目の午後からは、各町内から6台の山車が巡行し、おまつりは一層賑わいを見せます。山車の上では、県指定無形民俗文化財「片野排禍ばやし」などにより、ひょっとこや狐の踊りが披露されます。

夜の7時過ぎには八坂神社前で6台の山車が勢揃いし、競演が行われ、祭りは最高潮に達します。

柿岡からくり人形

また定期的ではありませんが、県指定無形民俗文化財「柿岡からくり人形」も披露されます。柿岡からくり人形の山車は、県内では類例のない特殊な構造を持つことで知られています。

からくり人形の構造

かつては高さ約6mでしたが、現在は高さ1.5mの山車に約3mの角柱を立て、その最上部に横木を組みます。

  • 先端に「ことわり人形」
  • 後部に「はらんばい人形」
  • 横木より一段低い位置に「くらり人形」

3体の人形は唐人風の頭髪と衣装で飾られ、矢車拍子と呼ばれる太鼓のリズムに合わせ、操り綱によって動作を演じます。

からくり人形の起源

起源は明確ではありませんが、人形を収める箱の記述から、安政2年(1855年)以前か

柿岡八坂神社

1528年(享禄元年)柿岡城主の長倉常陸守義村が那珂郡長倉村から神霊を遷座奉斎したのが創建と云われています。現在の社殿は昭和12年頃に改築されたものです。祇園祭では、神輿渡御が御仮屋に到着するまで舘諏訪神社の舘獅子が沿道を清め、「ささら」舞が八幡神社から町内を練り歩きます。ご神体は石です。

御祭神素戔嗚尊(すさのおのみこと)
住所〒315-0116 石岡市柿岡1972
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