
神社の境内に古本屋が誕生。常陸國總社宮「神主さんの古本屋」11月1日オープン
〜宮司念願の書店が園遊会をきっかけに常設化、平時も営業する茨城・石岡の新スポットに。10月31日は森岡書店・森岡督行氏とのオープニングトーク〜
茨城県石岡市の常陸國總社宮(宮司:清原師竺(もろあつ))は、2026年11月1日(日)、境内に古本屋「神主さんの古本屋」(本〜Uruhodo〜)を開店します。
11月1日〜15日に開催する秋の恒例行事「總社園遊会」の一環として開店し、園遊会終了後も祭礼期間と正月を除いて平時営業を続ける常設の店舗です。
宮司がかねてより「いつかやりたかった」という古本屋で、神社・神道の本に限らず、恐竜、アート、和菓子など神職がお気に入りの本を揃えました。開店に先立つ10月31日(土)18時からは、銀座の森岡書店店主・森岡督行氏を迎えたオープニングトークを開催します。
「神主さんの古本屋」について — 園遊会が終わっても、神社に本屋がある
「神主さんの古本屋」は、神職が選んだ本を境内で手に取れる、神社が運営する古本屋です。宮司がいつか実現したいと温めてきた構想を、總社園遊会の新プログラム「本〜Uruhodo〜」として形にしました。
最大の特徴は、期間限定ではなく常設であることです。例大祭などの祭礼期間と正月は休業しますが、それ以外は平時営業を予定しており、参拝とあわせて立ち寄れる石岡の新しい観光スポットとして位置づけています。
店舗概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 店名 | 神主さんの古本屋(本〜Uruhodo〜) |
| 開店日 | 2026年11月1日(日) |
| 場所 | 常陸國總社宮 境内(茨城県石岡市総社2丁目8-1) |
| 営業 | 平時営業(祭礼期間・正月は休業) |
| 品揃え | 神社・神道の本のほか、恐竜、アート、和菓子など神職お気に入りの本 |
| 運営 | 常陸國總社宮 |
神社が本屋を開く理由
古本屋は、お参り以外の目的でも神社を訪れる入口になります。参拝の帰りに一冊、本を目当てに境内へ、という往来が生まれることで、神社を「暮らしの中で過ごす場所」として開いていきたいという考えです。これは總社園遊会のコンセプト「神社の境内で遊ぶ」を、期間を超えて日常に広げる取り組みでもあります。
オープニングトーク「神社で古本? それってどうなのでしょう?」
開店前夜の10月31日(土)18時から、東京・銀座で「一冊の本を売る書店」として知られる森岡書店の店主・森岡督行氏をスペシャルゲストに迎え、清原宮司とのトークイベントを開催します。神社と本、場所と本の関係について、二人が語り合います。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日時 | 2026年10月31日(土)18:00〜 |
| 会場 | 常陸國總社宮 境内 |
| 出演 | 森岡督行氏(森岡書店店主)× 清原宮司(常陸國總社宮) |
| 入場料 | 1,000円(ワンドリンクつき) |
| 申込 | 常陸國總社宮社務所 TEL 0299-22-2233(ご予約の方優先) |
總社園遊会2026 開催概要
古本屋の開店は、11月1日〜15日に開催する「總社園遊会」のプログラムのひとつです。期間中は境内に菊愛好家の手作りの菊が展示され、漢字一文字をテーマにした6つのプログラムを行います。
| 日程 | テーマ | 内容 | 参加費・対象 | 講師 |
|---|---|---|---|---|
| 11月1日〜15日 | 菊〜Kiku〜 | 境内の菊花展示 | 無料・自由観覧 | — |
| 11月1日〜15日 | 本〜Uruhodo〜 | 神主さんの古本屋(園遊会後も平時営業) | — | — |
| 11月3日(火・祝)14:45集合 | 札〜Karuta〜 | 子ども向け百人一首大会(氏子青年ひたみち会主催) | 無料・小中学生(保護者1名同伴可) | 金子美樹先生 |
| 11月7日(土)14:00〜 | 注〜Shimenawa〜 | 国産の麻を使ったしめ飾りワークショップ | 3,000円(材料費等)・若干名 | 前島ひろみ先生(mucaca〜無花果〜) |
| 11月14日(土)13:00〜(約3時間) | 里〜Satoyama〜 | 落ち葉遊びと火打ち石体験(「花やさと山」特別出張) | 親子で2,000円・3歳〜小学生と保護者、8組程度(事前予約優先) | — |
| 11月15日(日)①13:00〜 ②15:00〜(各50分) | 組〜Kumihimo〜 | 草木染めの絹糸で作る組紐ワークショップ | 2,000円(材料費等)・各3組 | 組紐鈴木屋 鈴木康夫先生 |
各行事の申込・予約・問い合わせは常陸國總社宮社務所(TEL 0299-22-2233)または公式サイト(www.sosyagu.jp)まで。
總社園遊会とは — 「菊だけでない菊祭り」

總社園遊会は、戦争で途絶えていた常陸國總社宮の菊祭りを、氏子青年ひたみち会の尽力により平成26年(2014年)に新しい形で復活させた秋の行事です。菊作りの担い手不足と高齢化を踏まえ、菊の展示だけに頼らない「従来にはない菊祭り」として、菊の花で境内が飾られる期間に「神社の境内で遊ぶ」ことをコンセプトに掲げています。
これまでに和装ファッションショー、地元食材と地酒のディナー、御朱印帳自慢大会、劇場茶会、子ども向け百人一首大会など、漢字一文字を冠した多彩なプログラムを重ねてきました。今年の「本〜Uruhodo〜」は、期間を超えて日常に残る初の常設プログラムとなります。
過去の開催の様子





常陸國總社宮について

常陸國總社宮は、茨城県石岡市(かつての常陸国府)に鎮座し、常陸国の神々を一か所に祀る総社です。毎年9月敬老の日を含む3日間に行われる例大祭「石岡のおまつり」は関東三大祭りのひとつに数えられ、幌獅子と山車が市内を練り歩きます。漫画家・手塚治虫ゆかりの神社としても知られています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | 常陸國總社宮(ひたちのくにそうしゃぐう) |
| 所在地 | 〒315-0016 茨城県石岡市総社2丁目8-1 |
| 電話 | 0299-22-2233(社務所) |
| 公式サイト | www.sosyagu.jp |

