石岡のおまつりで町内を練り歩く「幌獅子」は、大型の荷車の上に小屋があり、それに布の幌(胴幕)が掛けられています。幌の色は通常2色で、布の色で町内が分かるように各町内独自の色を使用します。この先端に獅子頭が付いていて、それを一人でかぶり持ち、舞いながら進みます。
獅子頭の大きさは町内によって異なりますが、およそ幅50~60cm、重さは20kg前後です。小屋は標準で幅2m、奥行き5m、高さ2.5mあり、その中には囃子連が乗り、大太鼓・小太鼓・笛・鉦(しょう)で奏でます。曲は単純ですが、この囃子に合わせて幌を付けた獅子が舞う姿は実に勇壮です。
小屋を付けた幌獅子は全国でも珍しく、石岡のおまつり特有のものとなっています。
各町内の個性的な獅子の画像です。


























